現在、日本冷却塔工業会メンバーの製品にはアスベストを使用しておりません。詳しいアスベスト使用情報については、「お問い合わせ」ページをご覧いただき、各社までお問い合わせください。















アスベスト(石綿)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で別名「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。
以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で使用されていましたが、昭和50年に原則禁止されました。その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、製造・使用等が禁止されています。アスベストは、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく飛び散ること吸い込むことが問題となるため、法律などで予防や飛散防止等が図られています。
アスベストを使用している冷却塔の解体等工事の際は「厚生労働省令第1号(平成17年2月24日公布)石綿障害予防規則」に基づいて実施してください。


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防止策
日常の保守管理
月1回程度の清掃と点検・冷却水の水質管理
設置場所の検討
風向きを考慮し、人の活動場所から離すなどの処置をする。
使用終了時・使用開始時の洗浄などがあります。
詳しくは、「メンテナンス」のページをご覧ください。












1976年にアメリ力・フィラデルフィアのホテルで在郷軍人会が開かれ、その参加者などの間で肺炎が集団発生しました。
原因は冷却水・飛沫中の細菌による感染症でしたが、在郷軍人のLegion(レジオン)をとって「レジオネラ症」という病名がつけられました。レジオネラ属菌は自然界の土壌や淡水中に存在する自由生活菌です。人から人への感染はありませんが、乳幼児や高齢者・病人など抵抗力の低下している人がかかりやすい傾向にあります。
現在では、冷却塔に対する定期的な保守管理を実施していれば、冷却塔が原因となるレジオネラ症の発生は防止できます。
近年では湯や水を使用する施設などで発生していますので注意が必要です。




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経済産業省は、地球環境保全のために資源循環型経済社会の構築に向けた取り組みを進めています。
冷却塔工業会メンバー各社でも、将来に豊かな地球環境をつくるた
め、資源を有効活用するという社会的要請に応えて、冷却塔使用部材のリサイクルに取り組んでいます。

冷却塔は主に3つの素材から構成されています。

金属部品  FRP部品  PVC部品

金属部分は各地の金属回収業者が引き取ります。
FRP部品は、各地の中間業者を通じて破砕・粉砕処理した後に、サーマルリサイクル業者に引き渡し、それ以外は魚礁などのマテリアルリサイクルを実施しています。
PVC部品は、各地の中間業者を通じて破砕・粉砕処理した後に、マテリアルリサイクル業者・ケミカルリサイクル業者・サーマルリサイクル業者などでリサイクルしています。





リサイクルの方法は3タイプあります。

1. マテリアルリサイクル:
再加工して新しい商品として再利用する。
2. サーマルリサイクル:
廃棄物から熱エネルギーを回収して熱源(燃料)として利用する
3. ケミカルリサイクル:
再生材商品の原料として利用する。



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ヒートアイランド現象の一因である建物からの暑熱感低減に冷却塔が役に立ちます。



上記の数値は、温度と湿度に関する等価の暑熱感(温冷感)に与える影響について示されたものです。
空冷(顕熱放散)の場合、冷却のために使用された熱が100%そのまま放散されるために外気や周囲の建物の温度が上昇します。
しかし、冷却塔を採用した(潜熱放散)場合、使用された熱の放散は顕熱が約20%・潜熱が約80%になります。潜熱には水蒸気が熱を隠しもっており、周囲の熱を取り込みながら蒸発するために暑熱感は少なくなります。
建物の空調負荷から見ると、顕熱放散であっても潜熱放散であっても外気への排熱量は同等ですが、冷却塔の放熱を利用した高効率空調システムがヒートアイランド現象の暑熱感、及び建物負荷を低減させるには有効といえます。










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