厚生労働省 関連法規

建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令(ビル管理法施行令第1条)

建築物における衛生的環境の確保に関する法律第2条第1項の政令で定める建築物が対象となります。
「特定建築物」とは、次の各号に掲げる用途に供される部分の延べ面積が三千平方メートル以上の建築物及び専ら学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)第一条 に規定する学校の用途に供される建築物で延べ面積が八千平方メートル以上のものとする。
一、 興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館又は遊技場
二、 店舗又は事務所
三、 学校教育法第1条に規定する学校以外の学校(研修所を含む。)
四、 旅館

これまでは「中央管理方式」の空調・換気設備だけが、「ビル管理基準」の対象とされてきましたが、この限定が削除され、空調・換気設備を設けている特定建築物すべてが対象となりました。これにより、近年主流となっているビルマルチエアコン等による個別空調方式や、個別換気方式もビル管理基準に対象となります。

空気調和設備に関する衛生上必要な措置として、建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則3条の18に以下の措置が義務付けされました。
(1) 冷却塔及び加湿装置に供給する水を、水道法第4条に規定する水質基準(即ち、上水のこと)に適合させる為の措置。
(2) 冷却塔及び冷却水は、使用開始時と使用開始後1ヶ月以内毎に1度、定期的に汚れの状況を点検し、必要に応じて清掃及び換水等を行うこと。但し、1ヶ月を超える期間使用しない冷却塔は、その不使用期間中は、この対象とはならない。
(3) 冷却塔、冷却水の水管、加湿装置の清掃を、1年以内毎に1度、定期的に行うこと。
(4) 空気調和設備内に設けられた排水受けについて、当該排水受けの使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期に、その汚れ及び閉塞の状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行うこと。ただし、一月を超える期間使用しない排水受けに係る当該使用しない期間においては、この限りでない。
(5) 冷却塔、冷却水の水管及び加湿装置の清掃を、それぞれ一年以内ごとに一回、定期に、行うこと。


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